2作目 811Aシングルアンプ

買い置き部品がそこそこあったので、811Aシングルをもう一度作成しました(2作目)。今回購入した主な物は電源トランスとチョークコイルです。回路は前回と同じくダイナミックカップリング方式です。電圧増幅段もC3gとしました。ドライブ段は貰い物の6V6を採用しました。7C5ppアンプをC3gパラに改造したので7C5が4本余っているですが、これはこれで置いといて6V6としました。管壁が黒いタイプです。

シャーシは前回より大きくして余裕を持たせたかったのですが、長年出番待ちのタカチCH-8-33-23を採用しました。気持ち大きくなっています。単辺側に811Aを並べて811Aを強調したかったので写真のような配置になりました。シャーシ加工は苦手と言うか面倒くさくて外注したいのですが、費用が無いので気合を入れて加工しました。丸一日はかかりました。
811Aの取付けはサブシャーシで落とし込みとしました。今回初めてで見た目は良いと思います。放熱の効果の程は不明です。加工のし易さからサブシャーシはガラエポとしましたのでこれ自体の放熱は期待できません。黒色の艶消しラッカーを吹きつけています。

電源トランスはエイトリック製です。200mA の定格に対して完成後の測定では 2ch 合計で 180mA でしたのでピッタリです。チョークコイルも 200mAです。これらはアーミーグリーンのちぢみ塗装でいい雰囲気を出しています。
出力トランスは前回と同じくノグチトランス製です。

電源トランス
エイトリック製です。N-200S,290-260-0-260-290V/200mA(DC)
出力トランス
ノグチトランスのPMF-15WSです。オリエントコアで15W,許容DC電流110mA。
チョークコイル
エイトリック製のC-5-200です。5H,200mA,80Ω。
ヒータ電源
811Aの6.3V-4Aに対して、5V-10Aのスイッチング電源を使用しました。保護回路が働くので開放6.0Vに調整して使用しています。
真空管
電圧増幅はC3gの三結です。今回は外装を外していますが袴は再利用しています。
真空管
ドライブ段は6V6GTです。SOVTEK製。

NFBは軽く4.6dBかけています。

波形のクリップをオシロでみていると大体6W程度出力があります。ただ、それまでに波形(正弦波)の上下で対称性がくずれているようです。メーカ特性図で確認するとマイナスバイアスで言うところのAB級に近い感じです。歪率は悪そうです。バイアス+30V程度が適正に思いますが、電流値から言って今回の電源トランスでは無理です。常用ボリュームレベルが9時~10時位だから良しとしておきます。

811Aアップで

811Aの拡大写真

今回はタカチのCHケースに納めてみました。初段のC3gは袴を再利用しています。

811Aヒータ点灯

811Aヒータ点灯状態(斜め)

実際の使用状態です。トッププレートはキャップを買い忘れていたのでグラステープで間に合わせています。

811Aアンプ横

811Aアンプ横

斜めから俯瞰してみました。前回と大して変わらない位ギュウギュウ詰めです。 スピーカ端子の配置がきつくなっています。

811Aアンプ後

811Aアンプ後

電源トランス、チョークはエイトリックの物を利用しました。 余裕が出来れば出力トランスもエイトリック製を試してみたいと思います。

811Aアンプ底

配線の様子

811Aのソケットはガラエポ基板のサブシャーシで落とし込みにしています。 ヒータ用のスイッチング電源は両サイド(写真では上下)に配置できました。

811Aシングルアンプの回路図

811Aシングル回路図

pdfファイル形式の回路図です。
定数は乗数表記です。赤文字は実測値。緑文字はNFBの計算値です。