A3500のレストア
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全部品を取り外して清掃してあります。錆の浮いている部分もありますがそれなりの使用感を残しています。真空管はEL34/6CA7のUL接続です。
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ドライブ段の基板が見えるように撮影してみました。抵抗はオリジナルのままですがコンデンサは全て交換してあります。チタバリは銀マイカに交換しました。電源の電解コンデンサはJJの新品に交換しています。
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内部の配線状態です。配線は銀メッキ撚り線のジュンフロン線を使いました。緑の基板はFET式の固定バイアス回路です。本来この位置はバイアス用のボリュームの取付位置です。
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LUXKIT(LUXMAN)のA3500が入手出来たのでこれをレストア(再組立)しました。入手時の状態は写真のとおりで、綺麗に配線がまとまっています。しかしながらLUXのこのKitは細い単線が使われており、長年の使用による腐食、切断が心配です。コンデンサ類の劣化も心配があります。配線の取り外し中に簡単に折れた線材がありました。折れかかっていたものと思います。また、単線は(錫メッキ線は)その表面が錆びていて気づかずにテンプラ半田をしている事があります。怪しい部分はサンドペーパで磨いてからハンダ付けした方が良いでしょう。
配線材は、銀メッキ撚り線のジュンフロン線を使用しました。予算の関係で2色(緑、黒)しか揃えられなかったのですが、どうも配線は色数が少ない方がすっきりしていていいかも知れません。銀メッキを使用したのは、音がどうのこうのと言う事では無く、半田の乗りが非常に良いからです。従来からディジタル系の配線には同じ銀メッキの細い物を使っていましたがトラブルにあった事はありません。半田は端子部分には銀入りの物を、基板部分には銅入りの物を使用しました。残念ながら私には配線材や半田の違いを聞き分ける耳がありません。また音のうんぬんを言う勇気もありません。でも気持ちとして安心して聞けます。多分音も良いのだろうと思って聞いています。
バイアスはオリジナルのまま固定バイアスですが、その供給源はFETによるリプルフィルターにしました。こうする事によりそのフィルター効果のみならず、左右のバイアス調整が相互に影響を与える事無く、非常に調整し易い物になっています。従来ですと例えば、左のバイアスを変えると右も変化しているので右のバイアスを調整し直し、その結果また左も変えなければならず、交互に調整していました。全て抵抗分割なので当たり前の事なのですが、
それをFETに変える事により相互の影響がかなり少なくなっています。
交換した物は次のとおりです。
- C電源には自作のリップルフィルターを使用しています。合わせてバイアス電圧を調整します。以前のKMQ60は手組みでしたが、今回からは基板化した物を使いました。元々のバイアス調整ボリュームの位置に配置しました。
- 電源の電解コンデンサはB電源のフィルターをJJ製の100uFx2に、C電源を同じくJJの50uFx2に交換しました。
- コントロール基板のコンデンサは全て交換、セラミックだった部分は銀マイカにしました。
- カップリングコンデンサの交換は定番ですが、ここはRSの0.22uF/1000Vにしました。元々は0.47uFだったのですが手持ちの関係で容量が変わっています。RSの他の容量の物はERDのロゴが入って同じ外装色なので、今回の物もERDのOEMかも知れません?
- シャーシ内の抵抗は1個を省いて全て新品に交換しました。
- Ip測定用にカソード抵抗を追加しましたので、アース用のポストも追加しています。
- B電源にブリーダ用の抵抗を追加しています。これは安全の為です。
- 初段管のB電源に電解コンを追加しています。交流ループを考えると必須のように思います。基板の裏に着いています。
- バランス調整ボリュームも新品です。5KΩ-Bを使用しましたが交換前は30KΩでした。メーカマニュアルでは5KΩになっていますので、そのままでは調整しにくくて30KΩに交換されたものと思います。
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