新型リレーアンプ

リレーアンプは受信機のサーボコントロール信号で電気的なON/OFFを行えるようにします。 出力にはpowerMOS FETを使っていますので機械部分が無く、振動に強くなっています。
セル搭載ヘリのスタータリレーの駆動、キルスイッチ、あるいは空中散布のモータ駆動等に使えると思います。電気関係のスイッチをするのにわざわざ機械動作に変えて マイクロスイッチをオンにしなくても、このリレーアンプを使えば簡単です。しかも 軽量です。


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はじめに

リレー基板 これが新型リレーアンプの外観です。出力ケーブルには電動アンプと同じシリコンワイヤーを使いました。リレーアンプは単純なON/OFF動作であり、サーボの代わりにパワーMOSFETを使って大電流用リレーのコイルを駆動します。あるいは直接散布用モータなどを駆動します。旧バージョンと機能的な違いは、ON/OFFの動作方向を固定している事です。動作方向の反転は送信機のリバース設定で行います。


接続方法

入力はJR(日本遠隔制御)の受信機の空きチャネルに接続します。他のメーカでも構いませんが挿入の極性に注意してください。( ヒント:電気関係では値の表示に色を使う事があります。良く使うカラーコードは「1=茶色、2=赤色、3=橙色、4=黄色,,」ですが、そうするとJRは1,2,3の順になります。番号でも極性を示している事になります。)

出力側はリレーのコイル等につなぎますが、ノーマリーOFFの単極単投スイッチと 思ってください。ただし極性があるので注意してください。赤い線をプラス側にし、黒い線をマイナス側に接続してください。電流が赤から黒へ流れる方向に接続してください。 逆に接続するとFET内部の寄生ダイオードにより常に電流が流れ、常にリレーはONの状態になります。専門的に言えば出力は、PowerMOSFETのオープンドレイン回路と言う事です。

例えばリレー駆動回路は図のようになります。破線より左側がリレーアンプです。 コイルにダイオードが入っていないリレーであれば図のように整流用ダイオードを 入れてください。あるいはダイオード内蔵のリレーを使用してください。
回路図のように、受信機電源のグラウンドと負荷のマイナス側を内部で1KΩにて接続しています。セルモータ搭載の大型ヘリコプター等でシャーシが+接地の機体もあります。この時、受信機の電源極性に注意し、短絡で受信機が壊れる事の無いように気をつけてください。 接続例

出力ドライバー

出力には低抵抗のPowerMOS FETを使用しています。現在のところ2SK3142(日立)です。これは最大定格がVDSS=30V,ID=60A,4mΩと、リレーの駆動は十分です。絶対最大定格なので通常はこの半分以下の電圧、電流で使ってください。もちろん素子の定格なので、リレーアンプとしては十分に動作チェックをして使用してください。 入手状況により、予告無くFETの型番が変わる事があります。



使い方

  1. リレーアンプのコネクターを受信機のどれかのchに挿入します。
  2. 例えばギアchに入れたものとして、いつもどおり送信機、受信機の順に電源を入れます。 電源が入って送信機の信号を正しく受信していれば緑のLEDが点灯します。
  3. 受信が約1650uS以上のパルスでFETがONになりLEDが赤色の点灯に変わります。 約1350uS以下になるとFETがOFFになってLEDが緑色に変化します。
  4. 電源が入った時に既に1650uS以上だとLEDは点灯しません。つまり、最初からFETがON方向だと安全の為に動作しないようにしてあります。
  5. 注: LEDの赤色点灯は出力FETをONに駆動した事を示しています。出力回路の 電流を検出しているのではありません。もしも出力(負荷)の接続不良や FETの破壊があって正しく負荷が動作していないとしても赤色LEDは点灯します。


使用例1

アルファプロのヘリコプターにこのリレーアンプを取り付けました。 セルモータのリレーの駆動に使用しています。送信機側はPCM10Xの AUX5をプッシュスイッチに改造してセル用のスイッチとしました。 受信機の電源を入れると緑のLEDが点灯します。送信機のセルスイッチを 押すと赤のLEDが点灯すると同時にカチッとリレーの音がします。 実際にはまだモーターを回していませんが、リレーアンプはリレーを 保持していますので問題ないでしょう。左手がセルスイッチなので セルONしながら右手でスロットルをあおる事が出来ます。



使用例2

リレーアンプを空撮のシャッターに利用してみました。
シャッタースイッチ 使ったのは SONYのCyber-shot(DSC-U10)です。しかし、このクラスのデジカメは(コンシューマタイプは)外部シャッター端子がありません。そこで改造してシャッタースイッチからリードを引き出しました。それにリレーアンプを接続して外部電子シャッターとしてみました。シャッターは半押しと全押しの2つ接点がありますが、それを同時に押せばシャッターが切れます。実際には3分で電源が勝手に切れてしまうので、リレーアンプにも改造が必要となってしまいました。詳しくは「デジカメで空撮」に説明してあります。
写真は実験中の様子で、サーボ信号発生にはサーボアジャスターを使いました。





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