リポ対応スピコン

スピコン#2

電動飛行機用のモーターアンプです。入力電圧はLi-Poならば2S(7.4V)、NiCdならば7セル(8.4V)まで使えます。出力電流は4A位までが安全です。ブレーキ機能はありません。

BECは1Aの三端子電源を使っていますが、放熱機能がありませんのでそんなに電流は流せません。サーボを激しく動かす用途にはきついと思われます。マイクロサーボが2個程度までにしてください。なお、入出力に有機半導体アルミ電解コンデンサを使用していますので急な電圧ドロップに強くなっています。

送信機スティック最スローからフルハイまでおおよそ36ステップ(分解能)ありますので、スムースにモータ回転が追随します。

モータカット電圧(放電終止電圧)は、9V/6Vのいずれかに設定出来ます。納品状態では6Vにジャンパーしてありますが、ジャンパーをカットして9Vに変更出来ます。これら電圧に降下した時、モータ回転をカットすると同時に基板上のLEDが点灯します。

写真は納品状態のスピコンです。バッテリー接続ケーブル、およびモータ接続ケーブルはユーザにて用意してください。また半田付け、絶縁処理もユーザにて対応してください。

スピコン2表 スピコン2裏

仕様

電流波形裏 写真は、JR受信器(R900S)とエルロンサーボ(NES-7000)x1の組合せでのBEC電流の波形です。サーボはES306の小型でも同じようなピーク値でした。適当にスティックを動かしている時の波形です。0.1Ω抵抗で計っているので1A/divです。ピークで1.5Aは流れているようです。

使用している三端子電源はuPC2905ですが、この定格は1Aです。その特性図から読み取ると1.2A位で保護回路が働くようです。写真で見る様にピークは定格をオーバしています。もっとも、計測が負荷側なので三端子の出力ピンではもう少し小さいと思われます。更に平均値は十分定格以内なので動作しています。サーボが増えて来るとこのピークを持つ山が増えてくる(幅が広がる)ので平均値は上がってきます。さすが4サーボでグリグリしているとすぐにパッケージが熱くなって触れなくなって来ました。1サーボでも連続してスティックを動かしていると熱くなります。この三端子には熱保護回路があるのであまり熱くなると出力電圧が下がってきます。トルクロールをするような機体には使わない方が良い様です。あまりサーボを動かさないであろう(?)パークフライに使用してください。最初は早めに降ろして様子をみてください。

ブレーキ機能はありません。回路図上あるいは基板パターンにはその機能部分はありますが、soft側が対応していません。ブレーキ機能を入れると分解能が下がりそうなのであきらめました。

受信機はJRの物のみ対応しています。これは入力電圧レベルの問題です。Futabaは低くて入力信号を検出出来ません。スピコン#1は入力アンプがあるのでFutaba系でも大丈夫ですが、このスピコン#2は信号をストレートにCPUに入れているのでFutabaでは動作しませんでした。

回路図(pdf,19kb)

取り付け

ケーブル接続

バッテリー側ケーブルおよびモータ接続ケーブルは写真を参照してハンダ付けしてください。基板上シルク印刷は省いています。回路図とパターンを照らし合わせてケーブルをハンダ付けしてください。十分な知識、あるいは技術を持って作業してください。

写真の左側白いコネクターを電源(電池)に接続します。赤色が電源のプラス側になります。右側の黒いコネクターがモータになります。BECは受信機のスロットルに差してください。

基板はモータ側が短くなる位置でなるべく受信器から離して設置してください。かつ、放熱の為になるべく風の流れるところがベストです。矛盾しますが、周囲とショートしそうな時は絶縁の為に熱収縮チューブあるいはその他の方法で絶縁してください。

使い方

ジャンパー設定

出荷状態ではJ1がショートしてあります。この時モータカット電圧は6Vで、Li-Po 2Sに対応します。このJ1がオープンだとモータカット電圧は9Vになり、Li-Po 3Sの設定になります。

同じく出荷状態ではJ2がショートしてあります。ジャンパーに変えてスライドスイッチを取り付けると、モータカット用スイッチとして使えます。J2オープンにするとモータは回りません。電源を入れても、スロットルスティックをLowからHighまで上げてもう一度下げないとモータが回らないようにしています。飛行直前にバッテリーを接続し、飛行後はバッテリーを外すものと想定してモータカットスイッチは省略してあります。

LEDは、電源が入ってスロットルをハイにした時と、モータカット電圧になった時に点灯します。JR送信機ではスロットルのリバーススイッチはノーマルに設定してください。スロットルの方向を確認する為、最初はゆっくりスティックを動かした方が安全です。

  1. 送信機のスロットルをスロー位置にして電源を入れる。トリムも最スローにしてください。
  2. プロペラの回転に安全を確保して、スピコンにバッテリーを接続する。
  3. スロットルレバーをハイにする。(JRでは+75%以上)
  4. LEDが点灯する。もしも点灯しなければリバースになっているか、動作量が不足なのでATVを調節してください。
  5. スロットルをゆっくり下げる。LEDが消えます。(JRでは-75%以下)
  6. スロットルをゆっくり上げるとモータからチッチッチッと音が聞こえ始め、モータが回り始めます。

JRを基準に設計をしていますので、1500uSをスティック中央にしています。-100%はおよそ1100uS、+100%はおよそ1900uSのパルス幅になります。-100%から+100%で36分解能です。

対応機種

下記プロポで動作確認しています。

注意事項

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